たとえば、地球に初めて来た宇宙人に「悪ガキ」を説明するとしたら、どんなふうに言う?「つむじ風」の性質とか、ううん、前提として世界や日本の説明からするかもしれないね。

あの日の目に見えない恋

風の無い大安の深夜に足を伸ばして

「嫌われ松の子一生」というタイトルの連ドラが放送されていましたが、見ていた人もいたと思います。
わたしは、連ドラは見なかったのですが、女優の中谷美紀主演で映画がクランクインされたときに、見に行きました。
考えます。
松子は容量の悪さゆえでもありますが、不幸な環境にて生活しながらも、幸せに暮らしています。
はたからみれば、かわいそうかもしれないけれど夢を捨てません。
幸せになることに関して、貪欲なんです。
そこに、好感を感じました。
自分も幸せになる権利はあるのに、チャンスがやってくると幸せになる権利はないような気がする。
なんていう、謎の状態に陥っていた悩みを抱えていた私は松子を見ていると、悩みなんか忘れていました。
とても、明るい映画なので、おすすめです。
主演の、中谷さんは、音楽教師でも、風俗嬢でも、美容師を演じても、何をしても綺麗でした。

雲が多い水曜の夜に焼酎を
作家、江國香織の小説に出てくる主役は、なんとなく狂気に満ちている。
例えれば、落下する夕方の華子。
他にも、スイートリトルライズの瑠璃子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの隠された部分を、極端に表した形なのかもしれない。
心からクレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
奇跡的に迎えに来る可能性もある「あのひと」を待ち、色々なところに引っ越す。
あのひとを忘れないで、再び会えると確信して。
とうとうママは現実を生きていないと愛娘の草子に言われるが、この女性には全然響かない。
このシーンが、この作品の最もクレイジーなところだ。
個人的には、ウエハースの椅子には簡単に座れないけれど神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーでもはかなくて頼りない女性たちが大大大好きだ。

陽気に走る弟と私

家の庭でハンモックに寝そべり、心地良いそよ風に身を浸していた、休日の午後の事。
頭上にはゆったりと雲が流れていた。少年は、家の猫が「ギャオォッ!」と吠える声に驚いて、ハンモックからドテッと落下してしまった。
よく見てみると、猫は蛇に向かって、歯をむき出して吠えながら恫喝していた。
ヘビはそんなには大きくなくて、毒ももっていない種類のようだったので、少年はそばに落ちていた棒でつついて追い返し、猫を抱いてまたハンモックに寝転がった。
少年は、ネコの背中を撫でながら胸の上で寝かせ、風にゆれる自分の前髪の感触を楽しんだ。

騒がしく口笛を吹く姉妹とファミレス
かなりの確率でEくんから届くメールのなかみは、何が語りたいのか全然理解できない。
飲んでても飲んでなくてもほとんど分からない。
しかし、Eくんが仕事の一環で書いたという、会社の商品とおすすめについての紹介文を読む機会があった。
意味の通じる文章をかけるんだ!と思い、感心した。

夢中で自転車をこぐあの人と夕焼け

良いおくりものを決めなくてはと考えている。
結婚記念日がもうすぐで、妻に良いプレゼントしたいのにすごくいい贈り物が決まらない。
妻に何か手に入れたいものがあれば、話は早いが、たいして、物を欲しがる気持ちがないので、本人がもらって喜びそうなものが思いうかばない。
とは言っても、秘密で何か見つけてびっくりさせたい。

月が見える週末の晩は昔を懐かしむ
江國香織のストーリーに出てくる女性は、陰と陽を持っていると思う。
旦那さん以外との恋愛を悪としない。
だけど、本当に愛しているのは別のたった一人。
このような主人公がよく登場するような気がします。
不倫を陰だとすれば、旦那さまは陽。
ふとした瞬間にスイッチが入ったように陰が襲ってくる。
旦那意外との恋愛に関する価値観は置いておいて、そのヒロインを凝視する。
自分の中に新たな恋愛に対する考え方や見方が現れることもある。

気持ち良さそうに大声を出す君と僕

私は仕事の関係で、日光へ向かうことが頻繁にあった。
関東地方の北寄りにある日光市は栃木県にあり、内陸の県で、多くの山々に囲まれている。
そのことから、寒い時期には雪が多く、除雪車やチェーンなど必要だ。
秋のシーズンには、東北道で、2泊3日の予定で行って、無事に帰り、また2泊3日というスタイルが多く、旅行誌などで日光が登場すると懐かしいとさえ感じてしまう。
「日光を見ずして結構というなかれ」という面白い表現がある位なので、一度は行ってみてほしい場所だ。
少しだけ紹介させてもらうと、旅行のメインはやはり日光東照宮。
江戸を治めた家康の墓があるところで、境内の様子に驚くことだろう。
さらに、いろは坂の先にある奥日光湯元温泉。
硫黄泉で、乳白色で高温の湯。
この温泉につかると、冷えも治ると思う。
日光東照宮が建てられたときには、奥日光湯元温泉を目標にかなりの人数の湯治客が集まったらしい。
情景が想像できる古い歴史を持つ栃木県日光市。
温泉の紹介も兼ね,ハイウェイウォーカーなどに多く記載されているこの場所に、行ってみようと思う。

喜んで歌う兄さんと冷めた夕飯
営業に行けば、三日くらい泊まり込む時がある。
非常に、充実感はあるけれど、常に気を張っているので、3時間睡眠。
起きる時間のずいぶん前には、眠いのに目が覚めてしまう。
だけど、家に帰ってきたときの解放感は幸せだ。
思いっきり遊ぶし、快眠だし、食べる。

陽の見えない祝日の夕方に立ちっぱなしで

太宰の人間失格をラストまで読んで、葉ちゃんの気持ちも分かるかもしれないと感じた。
主役の葉ちゃんは人だったら必ず持ち合わせている感情を、たくさん抱いている。
そんな部分を、自分の中だけに秘めないで、お酒だったり異性だったりで解消する。
物語の終盤で、飲み屋のママが「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と言う。
ここで初めて、葉ちゃんは世渡りが下手なんだと、本当に可哀そうに感じてしまう。

笑顔で体操する彼と花粉症
誰もが知るお寺であろう、法隆寺へ行った。
法隆寺式の伽藍配置もばっちり見学できて、立派な五重塔、講堂も目にすることができた。
博物館で、国宝指定されている玉虫厨子があり、想像よりも少しだけ小さかった。
このお寺様について身につけるには多分、膨大な時間を必要とするのではないかと感じている。

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